わたしと居場所 ②
営業課の電話応対は、
発注業務に比べたら、正直とても楽だった。
元々コールセンター課だったので、
特に困る業務ではなかった。
心の中で、ここならまた1から頑張れると思った。
でもそお思ったのは、間違いだった。
営業課の人達は、ただの電話番としか
わたしを見ていない。
そして裏を返せば、ただの雑用係
裏でその指示をしていたのは、
あの上司だったと言うのは後で知ることになる。
朝から帰りまで、ひたすら電話番
そして雑用。給湯室の掃除、ゴミ捨て
何かする事を尋ねると
電話応対をして頂いたらいいですよ。と優しい口調
わたしは、ただの社内ニートと化していったのだ
そして営業課では発注業務での私のことが
全て筒抜け状態だった。
わたしはひとりで孤立化していった。